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ヒマな時に読むブログ

あまりにIQが高過ぎて低く見える私の日々の考察

神宮外苑 火災事故

冗長な記事になってしまったため、最後の部分だけでもお目通し頂けたら幸いです。f:id:IQ530000:20161107121503j:image神宮外苑で起きた火災を受けて、照明の発熱について日常生活レベルの知識をおさらいしていきます。

 

 

 

事故には様々な要因があったと思いますが

この記事では、照明の発熱リスクにのみフォーカスを当てたいと思います。

 

あの時、親がどうしたら良かったのか、子供が死なずにすんだのかと、いうことについては心が追いつけず、とても文字に出来る様な事ではないからです。

 

 

どちらかと言えば、直接的な原因となった照明器具と木くずの発火について、製作者側がどうすれば事故を防げたのかという目線です。

 

 

 

 

検証データ等、引用しております。

間違い等あればご指摘ください。

 

 

 

 

 

 

 

1.【LEDについて】

発熱リスクが少ないと言われている。

その根拠は、電気エネルギーをそのまま光エネルギーに変えるため、熱エネルギーを光に変える白熱電球よりも発熱リスクは少ない

 

と言った程度で、実際は装置全体でみれば放熱する。

 

 

 

2.【白熱電球、蛍光灯について】

 

熱量は白熱>蛍光灯となっていて非常に熱くなる。

蛍光灯と白熱灯ではかなりの差があるが、蛍光灯にも発火のリスクはある。

 

 

 

 

3.【電球型蛍光灯の登場】

 

電球型蛍光灯の登場によって、照明器具による火災リスクは減ったように思えるが、それによって危機意識の低下を招いたと思われる。

 

その後、電球型LEDの登場によって更に照明器具は安全に近づきました。

 

が、もはや電球、電球型蛍光灯、電球型LEDを次の世代が区別するには難しいものと考えます。

 

冒頭の写真を見て、どれが火事になりやすく、どれが火事になりにくい、と区別するのは大人でも難しいことです。

 

f:id:IQ530000:20161107121503j:image

 引用・日経ホームビルダー

 

LEDに特徴があるように思えますが、実際に設置される際は特徴的な金属部分は隠れています。

 

 

検証f:id:IQ530000:20161107121754j:image

こちらは、LEDと蛍光灯の放熱実験です。

 

24度のボックス内に、それぞれの光源を入れ、1時間放置したものになります。

 

 

検証2f:id:IQ530000:20161107122002j:image

こちらは、各社LED電球のサーモグラフになります。

 

 ここで注目していただきたいのが、カサの部分の発熱はモチロンですが、照射部分、電球で言うところの一番熱くなるところが、ほぼ発熱していない事です。

 

熱そうな所が熱くない。

 

ここに危機管理の低下の原因があるように思えます。

 

 

 

 

 

 

【まとめ】

今回の事故を受けて、恐らく

「木造の火災リスクを考えなかったのか、なぜ可燃物と光源に離隔がなかったのか」

という意見に混じって

「なぜLEDを使わなかったのか」

という意見が出てくると思います。

 

しかし、LEDに切り替えた所で発熱リスクはあるし、何より

【大丈夫なモノと大丈夫じゃないモノ】

が混在し

【その見極めが難しい】

という状態、そして

【それに対する教育がなされない】

と言う現状は何も変わりません。

 

それならば、LEDでも、白熱電球でも光源と可燃物を近づけてはいけない

【LEDも危険だ】

と謳ってしまう事が今回の様な事故を防ぐ、ホスト側の対策なのでは無いでしょうか。

 

それは、信号機から黄色を無くして

進め、止まれの2択にしてしまう様な不便さはありますが、黄色信号の曖昧さによる事故が増えると予見するならば、仕方のない事なのかな、と思ってしまいます。

 

 

 

 参考

 

発熱のない照明

f:id:IQ530000:20161107122435j:image

現状、1番発熱の無いものはケミカルライト、サイリウムと呼ばれる発光体と言われています。

しかし、技術の進歩に伴って危機意識の教育がなされなければ、例えサイリウムが恒常的な照明に用いられても、同じ様な事故が起きてしまうとおもいます。

 

今回の事故を受けて、今後自分に出来る事、得なければならない教訓、せめて自分の大切な人だけでも守る知識を得る、という課題と共に

 

亡くなったお子さんのご冥福、親御さんの心の置き所が見つかる事を、心より祈っております。 

2度とこの様な事故が起きませんように。